北斎の魅力

SPECIAL FEATURE

北斎の魅力

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849年)。今でも日本を代表するアーティストとして国内外で評価され、2020年にはパスポートの絵柄にも採用されました。

19世紀末に、日本の美術工芸品がヨーロッパで高い評価を受け”ジャポニズム”と呼ばれましたが、これを牽引したのが、北斎をはじめとする浮世絵作品。北斎代表作「富嶽三十六景」の極端な遠近感、造形など、西洋からかけ離れた表現や木版画の鮮やかな色彩が魅力的だったとされています。モネ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャンなど西洋美術の巨匠たちも、北斎作品からの刺激を自らの作品に取り入れていきました。

ユニフォトでは北斎作品の画像を多数取り扱っております。ぜひお気軽にお問合せください。

Category : 絵画

Date : 2022.04.05

江戸の文化を詰め込んだ「北斎漫画」

葛飾北斎は、大衆向けに描いた初めての漫画家といわれ、「北斎漫画」の滑稽でユーモアあふれる絵は江戸の庶民に広く愛されました。「北斎漫画」は、1810年(文化7年)北斎にはすでに弟子が200人おり、1対1で教えることができなくなっていたため、画学生の絵の教本として発行されたスケッチ画集で、“気の向くままに描く絵”という意味で北斎が名付けました。北斎漫画は1830年代、ヨーロッパに磁器や陶器を輸出する際に、緩衝材として浮世絵と共にわたり、モネやゴッホ、ゴーギャンなどフランスの画家たちに影響を与えたとされています。

北斎の代表作「富嶽三十六景」

富士山をさまざまな地域から描いた、「富嶽三十六景」は46図からなる錦絵です。古来より信仰の対象としても特別な存在だった富士山の姿を、場所や季節、時間帯、気象条件の設定を変え、さまざまな姿で描き分けています。斬新な構図と遠近法、また北斎ブルーと呼ばれる西洋からもたらされた人口顔料「ペルシアンブルー(通称ベロ藍)」による美しい色味など、常に進化を続けた北斎の才能・技術が詰め込まれています。

ボストン美術館所蔵の「百人一首うばが絵解」

北斎が76歳のときの作品とされる『百人一首姥がゑとき/百人一首うばが絵解』。
「百人一首の和歌の意味を乳母が子供に絵で説明する」という意味で、和歌に詠まれた情景が、歌人と同時代の風俗、またあるときは江戸時代の風俗に見立てられ、描かれています。今回は、欧米でもトップクラスの浮世絵コレクションを保有する、ボストン美術館所蔵の作品をご紹介します。

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