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宇宙で暮らす

宇宙には銀河が2兆個あるとみられ、銀河には平均約3,000億個の恒星があると、宇宙には2兆×3,000億個の恒星がある。これを「天文学的数字(googol)」と呼び、googleの語源としても知られる。宇宙には未解明の謎が多く、宇宙探査は宇宙の起源や進化に関する情報を提供し、物理学、地球科学、天文学、環境学などの分野を発展させ、人類は宇宙の謎を解き明かしてきた。
いまや世界が成長産業として注目する宇宙産業。小型人工衛星の打上げは、2019年の350機程度から2030年には約1,000機に拡大。市場規模は100兆円(2040年)と試算される。北海道広尾郡大樹町は、「北海道に宇宙版シリコンバレーをつくる」という計画の実現に向けて、アジア初となる民間にひらかれた宇宙港「HOSPO(北海道スペースポート)」を本格稼働させた。

Category : 経済

Date : 2023.10.18

参考文献

The Nobel Prize
NASA(アメリカ航空宇宙局)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
HOSPO(北海道スペースポート)
宇宙からの贈りもの(毛利衛著/岩波書店刊)
「地球のからくり」に挑む(大河内直彦著/新潮社刊)

宇宙への扉を開けた探求者たち

宇宙論は非常に広範で深遠な分野で、優れた科学者たちが長年にわたって研究を行ってきた。とりわけノーベル物理学賞を受賞した研究者たちは、宇宙を解明する重要な貢献を数多く行った。たとえば1998年、アダム・リース(Adam Riess)、ブライアン・シュミット(Brian Schmidt)、ソール・パールマッター(Saul Perlmutter)は、宇宙の膨張が加速していることを示す証拠を発表し、暗黒エネルギーと呼ばれる不明なエネルギー成分に関する理解を深め、宇宙の膨張に関する新たな理論を生み出した。宇宙論は科学の進歩に伴い常に発展し、私たちの宇宙観を変え続ける。

星にまつわる謎に迫る

古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマ、中国、インドなどの文化圏では、星座が海上航法での道しるべとして使用され、季節の変化を示す手がかりとして、農業などの日常生活に適切なタイミングを提供した。また、神話や宗教の教訓を伝える手段として、星座にまつわる物語や伝説が語り継がれた。
近代宇宙論を掘り下げた小説や映画は、私たちに宇宙の神秘的な側面を探求する機会を提供し、科学とファンタジーの融合として私たちを魅了する。科学冒険小説で知られている19世紀のフランスの作家、ジュール・ベルヌ(Jules Verne)の代表作「月世界旅行」は、当時の最先端科学取材に基づいて書かれ、登場人物たちは宇宙空間での冒険を経て月旅行を実現。またアーサー・C・クラークの映画「2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」は、宇宙の神秘と謎をテーマに、宇宙への興味を刺激。知識、冒険、そして哲学的な考察を提供し、後の宇宙探査の発展に影響を与えた。

未知へいざなうハブ宇宙港

宇宙開発は人類に多くの経済的メリットをもたらす。ロケット製造、宇宙探査機器の開発、宇宙飛行士の訓練など、多くの専門知識を必要とするものもあり、宇宙産業そのものが新たな産業を創出し、多くの雇用機会を提供する。
宇宙開発でつちかった新技術は、地球上のさまざまな産業に影響を与え、宇宙観光や月や火星への移住など、新たなビジネスモデルや市場が形成され、経済の成長に寄与。宇宙からの観測や衛星通信は、気象予測、環境モニタリング、通信、航空、農業、海洋、天候、地質調査など、地球上での多くの産業に役立っている。
ハブ宇宙港は、宇宙への航空輸送の中継地点として多くの航空会社や旅行者が集り、関連する雇用、観光、物流、ホテル業界、レストラン業界など、多くのセクターに影響を与える。貨物輸送においても非常に重要であり、宇宙貿易と物流の中心地としての役割を担う。

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