空気の冒険

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空気の冒険

空気(酸素)がとだえると、ヒトは生きていけないことから、古代の人たちは、空気を「たましい」のようなもの、と考えていたが、ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)が「空気」に重さがあることを発見して以来、科学的に先人の英知に学ぶことで、いまでは目に見えない空気の成分や特性を正しく理解することができる。

社会心理学的観点の「空気を読めない(KY)」は、「協調性の欠如」、「場の雰囲気を察しない」、「暗黙知を把握して履行しない」などを表し、気分や考え方の比喩として「空気」を使用する。昭和期以前の日本では、「その場の空気に左右される」ことを恥と考える一面があり、欧米では会議中に見て見ぬふりをする人や状況を「elephant in the room」という。

Category : 科学

Date : 2021.02.11

参考文献

空気の発見(三宅泰雄著/角川書店刊)
「空気」の研究(山本七平著/文藝春秋刊)
ジャンボジェットはどう飛ぶか(佐貫亦男著/講談社刊)
自転車競技の集団走行に対する大規模空力解析(青木尊之・長谷川雄太著/自動車技術会刊)

動画で見る空気の科学

動画は画像だけよりも高い学習効果が期待できる。動画にテロップ(文字)を入れる事で、文字での情報提供も可能。いまでは教育現場でも広く活用され、視覚的に興味関心を惹きつけ、記憶に残りやすいと言われ、受講者の理解促進を助けている。

ユニフォトプレスは多くの動画コンテンツを取り扱っているが、ここではパートナーのサイエンス・ソースから、科学が発展してきた論理を、学習者に理解させることに重点をおいた動画コンテンツを紹介。

空気の発見と科学の発展

数千年間にわたり、空気は「たましい」のようなものと信じられていた中、目で見たり、手で触れないものを観察し、疑いをもって測定して、空気には重さがることを実証したガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)の心構えは、科学的精神と呼ばれます。
科学的に先人の英知に学ぶことで、いまでは目に見えない空気の成分や特性を正しく理解することができ、火星や月の大気や天候までわかるようになった。

空気の流れと性能

空気や水の流れの中で、周りに渦を発生させず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形を「流線形(streamline)」と呼ぶ。魚の体形が好例で、航空機、自動車、列車などの形に応用される。自転車レースやマラソンなどの競技では、向かい風の影響をいかに減らせるかも、競技結果を左右する。

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