これからのメタバース

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これからのメタバース

メタバースとは、コンピューターやネットワークの中に作られた3次元の仮想空間やサービスを意味します。もともとは英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、買い物や交流など、メタバースの仮想空間を通じて今や私たちは様々な体験ができるようになりました。メタバースはデジタル技術の発展に伴い今や多くの企業がビジネスの機会を目的に参入しています。2022年4月には日本でのメタバースにまつわる法律やルールを明確化するために、経済団体「日本デジタル空間経済連盟」が発足しました。

Category : 文化

Date : 2022.06.07

メタバースの歴史

サイバー空間に自分のアバターを置き、アバターを通して様々な活動を行う ― そんな未来を、SF作家・ニール・スティーヴンスンは1991年から考案し、小説で発表していました。テクノロジーの進化とともにサーバー空間では様々なことが出来るようになり、特にメタバース初期にはオンラインゲームでその技術が応用されました。

メタバースと医療

医療分野とテクノロジーはともに発達しています。例えばWHO( 世界保健機関)はコロナウィルスの感染者を追跡するためにAR(Augmented reality =拡張現実。Niantic社のポケモンGOのように実際の風景にバーチャルの視覚情報を重ねること)やスマートホンを使用しています。またアメリカの一部の精神科医はVRを使ってPTSに苦しむイラクやアフガニスタンの退役軍人たちのセラピーに応用している事例もあります。

メタバースとエンターテインメント

特に音楽産業は、デジタル・ネイティブな若年層をターゲットに実験的なプロジェクトをこれまで多く行ってきました。メタバースの持つイノベーティブな特性は、エンターテイナーやクリエイターと相性が良いとされています。コロナウイルスの影響でコンサートやライブが制限される中、実際の会場に変わるメタバースは、人々が感染を気にせず参加・交流できる場を提供できるため貴重なビジネスチャンスだと捉えられてきました。

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